アラフィフな挑戦生活

2020年6月
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3月11日という日

Shinsai

今日はあの日からちょうど一年の日。

日曜日ではあるけれど、どこにも出掛けず家族で家にいることにしました。

この一年、心が折れるくらい色々な事に悩み続けました。

家族のこと、会社の仲間たちのこと、友人のこと、自分の判断が人の人生に影響してしまうこと、自分の人生のこと、自分ができること、できなくてもしなければならないこと、・・・

でもそのお陰で、誰にも流されない自分の芯みたいなものが持てたような気がします。

あとは自分の信じる道を全力で全うするのみです。

悩みは続きますが、今年は勝負の年です。

強震

Dew

 久々に大きな余震、真岡で震度5弱。こども達は体を固くしていた。芳賀工業団地や清原工業団地は大丈夫だろうか?

 東北の方々に比べれば恵まれているのですが、こんなこといつまで続くのかしら?

家族

Jewel

 春休みを使って北海道に疎開していた家族が帰ってきました。まだまだ安心できる状態ではないけれど、家族が揃うと元気1000倍ですね。いつものように広い公園で遊ばせてあげられないけど、しっかり守っていきたいと思います。

東京電力ってどんな会社?

Tepco

 すっかり震災よりも深刻な扱いになってしまった東京電力の原発。今日も放射能の雨が降っていると思うと、やり場のない不安に駆られる日々です。当初から非難が多かったこの会社、いったいどんな会社なのだろうか?

 関東の電気事業を一手に担い、エコキュートやオール電化など電力サービスでも業界をリード。時代の流れも手伝って、追い風ムードだったことは間違いないでしょう。

 でも一連の動きを見ていると、あまり良い会社ではなさそうな気が・・・。まずは現場と本社の距離。これだけ危険で影響力のある作業をおこなっている現場には、すぐにトップが入るのが基本です。現場コントロールを遠隔操作でやるなんて、判断も士気もレベルが大きく低下してしまいます。戦国時代の戦に大名が出陣しないようなものです。次に公の場に技術系の人間ばかり出てくること。これは非常にマズイ。技術者というのはどんな業界でも経営判断することは非常に少ない、というかする立場にないことが多いです。なのに、会見でシーベルトだかベクレルを説明しても、何の意味もない。大事なのは判断基準とアクションなのだから。経営陣が不在なのは、対外的にはもちろん内部的にも不信感が強いはずです。

 これらから見ると、この会社は現場や技術者との関係が非常に希薄であることが伺えます。いまだに社長の出身大学がどうのとか言っている時点で会社の質がわかります。前線で頑張っている人々があまりに可哀そうですね。この会社の未来は本店の中間管理職にかかっているのでしょう。

※写真は宇都宮市にオープンしたばかりのTEPCOのショールーム。震災の影響で間もなく閉店。『switch!』のロゴまで隠してしまう徹底ぶり。こんなことしても・・・

いま私にできること

Fluorescent

 いま私にできること。ACのCMではないけれど、電力消費を抑えること。家の白熱球はほとんど蛍光灯タイプに代わっていますが、残っていたE17規格も変えてみました。本当はLEDも考えましたが、ライフサイクルにおけるトータルエネルギーコストの優位性が調べた中ではよく分かりませんでした。ならば価格的にお手頃なこのタイプにしたわけです。

 でも電気でいちばんエコなのは、なるべく会社にいる(家を留守にする)ことだったりします(悲)

震災による自粛ムードについて

Bridge

 大地震から3週間が経って、不安が的中しつつあります。それは震災が風化し始めていること。ニュースは少なくなりましたし、内容も内閣の服装とか原発の安全性の議論とか今はそんなに重要でないことの割合が多くなってきました。メディアの中心が被害の少ない東京にあるからでしょう。

 そんな中、花見やお祭りの自粛についての議論があります。この話題こそ、風化が強く表れていると感じます。やるかやらないかの議論自体は、どちらでもよいと思います。『自粛』ですから誰かに指示されることではなく、自分で決めるものでしょう?自分で周りを見て人の気持ちを考え、不謹慎なのか景気づけなのかを決めればいい。ただ『自粛すべきか?』という議論が、まだ復興の兆しが全く見えていないこの時期に出てきてしまう事が悲しいですね。私の住んでいる宇都宮も生活こそできるようになりましたが、元のとおりに仕事が始まるのはまだまだです。みんな仕事がないので飲みに行く金もありません。

 やるなら被災地の方々を元気にしてあげられる花見や祭ができるといいですね。

復興に向けての苦悩

Oil_shock

 地域の差はあれど、少しずつ生活基盤が戻りつつあります。そのせいか、震災に対するメディアの対応も距離を置きつつあるようです。震災からまだ3週間足らずだと言うのに、震度4程度の余震ではどの局でも臨時ニュースは放映されません。被災地から見れば震災が風化していくのが何よりも不安です。

 もうひとつ不安なこと。それは経済基盤の復興です。ライフラインは戻っても企業の生産活動はなかなか始まりそうにありません。資金繰りが厳しい中小企業はなおさらです。そうなると真っ先に影響するのが雇用。雇うほうも雇われるほうも非常に厳しい現実に直面しています。どうか日本の活力が失われないよう、復旧だけでなく復興にも目を向けてほしいものです。

宇都宮の被災状況

Photo

 ガソリンパニックもひととおり沈静化して、放射能の懸念が広がってきている以外は一見平穏に見えます。でも、震度6強のダメージはハッキリと見受けられます。被害の大きい鬼怒川東岸は軽量鉄骨の建物の被害が大きく、このスポーツジム(ジャロッズ)は復旧不可能で廃業となったようです。インフラが戻ってきて、ようやく現実が見え始めたという感じでしょうか?

誰もいない高速道路で見たもの

Highway2

 震災から10日が経ち、1週間ぶりに家族を迎えに神奈川の実家へと向かいました。この間、東北道や常磐道の交通規制も解除されたので、最短距離で行くことができました。

 ただ実際はほとんど全く交通量がありませんでした。おそらく燃料を大量に消費する高速道路は昨今のガソリン不足から敬遠されているのでしょう。唯一、蓮田SAだけが渋滞していました。もちろん給油待ちです。

 走っているうちの多くは東北の被災支援の消防関係車両でした。下関ナンバーの消防車、救急車をたくさん見かけました。反対車線にも消防車の大行進がありました。もしかしたら昨日のハイパーレスキュー隊かもしれませんね。それぞれの車両一台ずつに”ありがとう”と言って走ってきたのでした。それ以外の言葉はチョット見つかりませんね。

理屈じゃ語れない感動

Fireman

 福島第一原発の消火作業にあたった東京消防庁の会見を見ました。正直、感動しました。限界を超えたプレッシャーの中、相当訓練を積まれたエキスパートでも気分を悪くするほどの状況は私の想像の域をはるかに超えています。任務の成功よりも、彼らの勇気と正義感に心から感謝します。

 いっぽうで東京電力社員と同じ技術者として、最悪の場合は自分では責任のとれない製品を作っているという自覚を持って生きていかなければならない、決して彼らのお世話になってはならないと自分に言い聞かせた瞬間でもありました。自分の作っている技術が屈折放水塔車に活かされる側の存在でありたいし、そうあるべきだと強く思います。