アラフィフな挑戦生活

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大内宿

 福島の旅の最終日は会津藩の鶴ヶ城を皮きりに西会津街道を南下して帰ることにした。会津若松から県道131号線を進む。紅葉は終わっているが見頃であればさぞ見事であろう広葉樹の山々の中を過ぎ、峠を越えたところに大内宿がある。

 江戸時代の宿場町の風情を色濃く残し、通りの両側にはダイナミックな茅葺屋根の家々が立ち並ぶ。遠目には白川郷と雰囲気が似ているが、近くで見るとぜんぜん雰囲気が違う。それぞれの家が軒先で思いっきり商売しているのだ。特産品の十年味噌のダンゴ餅や民芸品を売ったり、中で食事が食べられたりする。変に文化的価値を主張しないので、逆に活気があって楽しかったりする。

 こんな所がこんなに近くにあったなんて。また来ようと思った。行く時は昼飯がてらがちょうどよい所だね。

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