緊急事態!
さいきん、急に寒くなってきた。街路樹の紅葉した葉も落ち、秋というより冬の始まりを感じさせる。そんな中、実にこの季節らしい事件が今朝起きた。
いつもどおり車で通勤。でも何だか腹が痛い。ひどくはないが突き刺すようなこの痛みは・・・寝冷えだ。というわけで会社に着いたらまずトイレに行こうと思っていた。
会社までもう1キロくらいのところで、ウン悪く渋滞に突入する。嫌な予感が脳裏を横切る。そして予感は的中する。さっきまでチクチクだった腹の痛みは爆発的に強くなり、額には冷汗が。応急措置としてベルトを緩めて腹の緊張を解くも、気休めでしかない。もう運転どころではない。しかしここは栃木の田舎道、コンビニどころか民家さえない。だいいち渋滞で車はまったく前に進まない。
この絶望的な窮地に立たされながらも、気合いで何とか会社に到着。もう意識が薄らいできていた。あとは駐車場からロッカールームのトイレまで約200mの試練。急ぐべきなのか腸に刺激を与えないべきかを俺のスーパーコンピューターが超高速計算してペースを決定、長くて短いラストスパートが始まった。
だが、運命はあまりに惨かった。あと100mにさしかかった所で俺の排気口は限界寸前、歩く足もおぼつかない。もうダメだ、終りだ。
すべてが崩れ去っていくなか、視界には守衛所が。あそこならあるかもしれない。藁をもつかむ思いで守衛さんに言った。”トイレありますか?” すると、”あぁ、ここだよ”と守衛室の隣を指さす。
救われた。俺は天に感謝した。お金で買えないものがある。久々の解放感と感謝の気持ちでいっぱいの朝だった。
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